「睡眠」と「入浴」 

ー体を温め、睡眠の質を高める「入浴のすすめ」ー

日本は世界の中での睡眠不足大国といわれています。
ケアラーに限らず、日本国民全体での、睡眠の改善が必要なのですね。

睡眠の質を高めるために大切なことは、「眠る前に深部体温を上げておく」
ことにあります。

人は眠るとき、手足の表面温度が高くなりそこから放熱して体の内部の温度である深部体温が1度近く下がります。

それによって深い眠りに落ちていき、熟睡ができるのです。
そのため、1度くらいの体温の下げ幅がなければ深い入眠へとつながりません。

深部体温をあげておくためには、「睡眠時間の2時間前に入浴して体を温める」ことをおすすめします。

深部体温をあげておくことで、体温の下げ幅を大きくすることができ、
手足の表面から熱が放散され、熟睡へとつながります。

シャワーだけで済ませている方、カラスの行水でゆっくり湯舟につかっていない方。
ケアラーは自分の時間軸で動くことが難しく、入浴時間をゆっくり取れない方も
多いと思います。

少しでも入浴の質を高めるために、入浴剤を活用しましょう!