「腰痛」予防、対策も食事から ―骨を丈夫に!―
ケアラーの皆さんの中には、慢性的な「腰痛」に悩まされている方もいらっしゃるかと思います。
重い荷物を持ったり、体を持ち上げたり、支えたり…日常的に腰に負担がかかるシーンが多いですよね…
厚生労働省のホームページによると、
「職場における腰痛発生件数は、昭和53年をピークとして長期的に減少したものの、
社会福祉施設や医療保健業が含まれる保健衛生業においては、集計を開始した平成5年
以降、発生件数が増加を続けている」
特に「保健衛生業と陸上貨物運送事業における腰痛予防対策の推進が重要な課題となっている」
とのことです。
また、腰痛の予防、改善にも「食事」が関わってくることは、ご存知でしたか?
腰椎やそれを支える筋肉を丈夫にすることが、「食事」から取り組める、腰痛の予防改善策の1つです。
その為には、骨や筋肉を作り出す栄養素をしっかり摂る必要がありますね。
【意識して摂りたい3つの栄養素】
●カルシウム…年齢とともに吸収率が下がる栄養素。
乳製品、小魚、干しエビ、大豆製品など
●ビタミンD…カルシウムの吸収を助けてくれる大事な栄養素。
鮭、サンマなどの魚類、干ししいたけ、卵など
●マグネシウム…骨を作り出すために必要な栄養素。
魚介類、海藻類、穀類、ナッツ類など
【参考資料】厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31158.html