「夏バテ」ー夏バテ予防も食事から！夏を元気に過ごすための栄養素、食材―

まだまだ残暑厳しい毎日が続いております。

暑さに負けずに元気に過ごしていきたいですね。

夏の体調不良というと、「夏バテ」が思い浮かびますが、「夏バテ」はなぜ起きるのでしょうか？

●なぜ「夏バテ」になるのか？

「夏バテ」になる主な要因は
・発汗による「水分」「ミネラル」不足での脱水
・冷房の効いた室内と外気温との温度差を繰り返し
　体感することによる自律神経の乱れ
・暑さによる寝苦しさからの睡眠不足

などが挙げられます。これらの要因により、
体がだるい、食欲不振、疲れやすいなどの症状があらわれます。

●「夏バテ」の予防もやはり食事から！

発汗による水分不足は、ミネラルを含む麦茶やルイボスティー等で補給していきたいですね。糖分を含むスポーツドリンクも飲み過ぎに注意して、適度に活用していきましょう！　

夏はそうめんや冷やし中華、冷やしうどん・そば、といった冷やし麺類がおいしいですね。ですが、手軽に摂りやすい炭水化物に偏った食事になりがちです。

糖質を体内で体を動かすエネルギーに変換させるには、

「ビタミンＢ群」「クエン酸」

の力が必須です。

体内環境を維持・調整するホルモン、酵素、抗体などの主要な構成成分となる

「良質なタンパク質」

も豚肉、牛肉、卵、大豆製品、などで摂っていきたいですね。

●季節問わず忙しいケアラーの皆さん

ご飯やパン、麺類などの主食とともに、
良質なたんぱく源、ビタミンＢ群の摂取のため、肉や魚、卵、大豆製品、レバー、うなぎなどの主菜を少なくとも１品、
クエン酸、ビタミン類を豊富に含む野菜や柑橘類の果物なども１品あるとよいですね！